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心の黄金比

by くのたん

人は誰でも、長所と短所がある。

自分の中で嫌いな部分、好きな部分、みんな持ってるだろう。

嫌いな部分はやっぱり、隠そうとしたり、無くそうとしたりするけど、たぶん無くすことよりも、

好きな部分と嫌いな部分の間で、いかに均衡を保つかが、大切なんだと思う。

楽観的な自分と、悲観的な自分とか、

優越感と劣等感とか、相反する感情や思いはたくさんあって、

どちらか一つにしたいと願ってしまうこともある。

普通の人は、明るい一面と暗い一面と、優しい一面と冷たい一面という反対のものを一緒に持っていて、一緒にいる人や、置かれている環境によって、発現する性質が違くなる。

ある人の前では気が強くなったり、気弱になったり。性格というのは、相手によって変わっていくものでもある。こうやって考えると、人の性格って大差ないんだろうなと思う。

人は自分と他人を比べることを辞められない。他人がいるから、自分がいる、と認識している限り、比べるという行為は、自分の存在の確認行為の1つでもある。人と自分を比べることは悪くない。というか、たぶん自然の行為なんだと思う。

自分の中には、相反する性質が同居している。その相反する性質消をすのではなく、黄金比に保つことが、心の安定に必要なんだろう。

心の中に黄金比を持っている人はきっと、心が美しい人で、あまり心も乱れず、穏やかな人。

ただ黄金比で出来た心の世界は、悪い事が一つもないユートピアではない。

あくまでも、均衡がとれた世界だから、穏やかな心と共に、激しい感情を同時に抱える。

自分のネガティブな性質を消さないと決めたその日から、ネガティブとの闘いが始まる。

黄金比を保ちつづけることは、美しいが過酷でもある。

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