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女という生き物

by くのたん

私たち女から見ると、男の人はちょっとだけ怖い。なぜなら、どんなに強がっても、力ではかなわないと知っているから。

男の人に本気を出されたら、基本的に女は勝てない。

でも女にも、男の人とは違った意味で怖さがあると思う。男の人のような、わかりやすい怖さではなくて、もっと得体が知れないような、恐ろしさだ。

その恐ろしさがどこから来るのか。それはきっと、女ならではの能力にあるようにある気がする。

女は子供を産む。子供を産むとき、女は魂を肉体に縛り付ける。

魂の間は、何のしがらみもなく、自由であった魂が、女によって肉体を与えられ、その中に閉じ込められる。

閉じ込められた瞬間、生命が与えられる。でも同時に、死を与える。生まれなければ、死もまたなかった。

だから女は生と死を与える。

肉体はそれだけではなく、いろいろな試練やしがらみを、その魂に与える。性別や人種、家柄など、その魂の一生を決めるような重大なことを、女は与える。

こうやって見ると、妊娠や出産というのは本当に凄いことだし、そして恐ろしいことでもある。

私たちは皆、女によって、人生そのものをあたえられてきたようなものだから、どことなく女が怖いのかもしれない。女は魂を自分の体の中に取り込む力を持っている。

魔性の女、なんていう言葉もある。魔性の女は大人の男の人の魂を取り込む性質を持った女のこと。

つまり女は出産という手段を使わなくても、魂を取り込むことが出来るということ。この場合は、魂を取り込むというよりは、食っているのかもしれない。

魂を食ったり、取り込んだりする生き物が女で、女の根本的な恐ろしさは、きっとここから来ているのだろう。

自分も女だが、やっぱ怖いわ、女って。

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