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思い通りにいかない理由

by くのたん

世界的に有名な宗教はよく、無欲を説くことが多い。

無欲である人が、立派な人だとか、欲の多い人間は、人として未熟であるかのような、そんな教えが結構ある。

この数千年前からの教えが、多くの人の心に大きなブレーキをかけている。

何かを欲しがることは、悪い事なんじゃないか、求めることは悪い事なんじゃないか。

そんな思いが、願いを叶える力を遠ざけていた。

戦時中の日本は「贅沢は敵だ!」と言っていた。こんなこと考えていたら、富など来るはずもない。だって敵なんだから。むしろ来たら、追い払ってしまう。

贅沢を敵だと思わせ、日本人に持っている物すべてを捧げるように仕向けた。

「欲しがりません 勝つまでは」もかなりひどい。人は欲しいものがあるから、勝ちたいと願う。これらの言葉は、強烈な呪いだった。言葉の力が、発揮されていた。

当時の日本人にとって、最大の敵はアメリカでもイギリスでもなく、日本だったかもしれない。

日本人の心の中では、こういう価値観がずっと、居座っていて、個々の願いを叶える障害になっている。

ネットの記事を見ると、「自由に生きるにはどうすればいいか」とか、「自分らしく生きるにはどうすればいいか」とか、本でも、自己啓発系が溢れていて、そういう悩みを持っている人が多い事が伺える。

本気で知りたいなら、「今の自分」だけでは足りない。それこそ数千年前まで遡って、人類はどんなふうに生きてきたのか、どんな困難を乗り越え、今があるのか。そこまでやらないと、真の理由はなかなか掴めない。

宗教の教えが、自分の潜在意識にどんな影響を及ぼしているのか、国の政策が、プロパガンダが、自分の精神にどんな影響を与えてきたのか。

こういったことの全てが、直接経験していなくても、心の中にあって、それが行動に出てしまう。

歴史教育がなぜ重大かと言うと、こういった潜在的な思考に影響するからだ。

自分の先祖が、どうやって生きてきたのか、どんな考え方で、生活してきたのか。それを知ることは、自分を知る事でもある。

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