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魅力的だから、モテるわけじゃない

by くのたん

東京ビッグサイトとかで、アニメ系のイベントがあると、オタクさんがたくさんいる。

オタクさんというのは、男性も女性も、一種独特の雰囲気があるのですぐわかる。

どことなく、異性に嫌われそうな雰囲気もあって、でも個性的で、なんかおもしろい感じの人たちだ。

オタクさんが異性にモテないのは、見た目だけが理由ではない。

オタクさんは、異性から見ると「絶対自分を愛してくれる気がしない」人たちなのだ。

自分の中にあれだけの世界を作り、夢中になっている人が、自分を見てくれるとは到底思えない、そんな寂しさが、どこかでこみあげてくるから、オタクさんはモテない。

時々、オタクさんを極端に嫌悪している人がいるけど、本当は、自分を見てほしいのかなあと思う。

嫌い嫌いも好きのうち、という言葉もあるぐらいだし。

基本的に、何かに夢中になっている人はモテない。スポーツ系は別として。

スポーツに夢中な人は、夢中ではあるのだろうけど、オタクさんとは違って、外側に向けて自分を発信し、全身で「自分を見て!」と訴えているから、モテる。

たくさんの人が応援をするのも、その人の全身から「自分を必要としてくれている」と感じることが出来るから。

モテるという現象は、その人が魅力的だから起こるのではなく、その人がどれだけ、人に見てもらいたい、と思っているかで決まる。人に見てもらいたい思いが強い人、人を必要としている人、愛に飢えている人が、本当にモテる人。

他人よりも趣味に生きている人を見ていると、必要とされている気がしない。人は、「私は必要とされている」、と思える人を見て、好意を持つことが多い。

自分を必要としてくれる人が好き。これが、人の思い。自分に価値を見出してくれる人がいるから、生きていけると感じる。アニメオタクさんやアイドルオタクさんを見ていると、「必要とされていない」と感じ、それが不快だから、嫌いになってしまう。

本当のオタクさんは、「それでも別に構わない」ってなってしまうほど、自分が強いから、一層嫌われちゃうんだよね。

でもそうやって、人目も気にならないほど、夢中なものがあるなら、こととんやったほうが、絶対いいよね。別に人に好かれるために生まれたわけじゃない。

自分が自分を生きるために、生まれたのだから。

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