LOG IN

潜在意識は、すべてを経験とみなす

by くのたん

表面の意識と潜在意識一番の違いは、「想像した段階で経験になっている」ということだと思う。

潜在意識にとって肉体の存在はあまり関係なく、肉体的な感覚が無くてもイメージした段階で経験とみなす。

例えば漫画を読んだりアニメを見たり、ゲームをしたり、そういう世界での出来事も潜在意識にとっては立派な経験なのだ。

アニメを通じてタイムトラベルをした記憶、殺人ゲームで人を殺した記憶、魔法を使ってモンスターをやっつけた記憶、これらはすべて経験となって蓄積される。

こうやって考えると殺人ゲームなどのグロテスクなゲームがいかに自分自身に悪いか、わかるのではないだろうか?殺人ゲームの悪影響はいろいろなところで言われるけど、それはだいたい的外れだ。本当の悪影響は殺人をマネをすることではなく、殺人の記憶が残ることなのだ。世間で時々言われる「子供に悪影響を及ぼす」ことは本当である。

戦争映画を見れば、それは戦争を体験したことと実は同じで、大恋愛の映画を見ればそれは大恋愛をしたことと同じなのだ。

人は共感することが出来るが、これはこの潜在意識の性質からくるものなんだろうと思う。

潜在意識が肉体を伴った経験と空想を区別しないから、他人の身に起こったことをまるで自分のことのように感じることが出来る。

歴史を学べば、昔の人と潜在意識でつながって、昔の人の経験が自分の経験になる。

現代を生きる私は昔の人に比べて、幻想を見せるものが本当に多い。映画もテレビも雑誌もあるし、最近はVRなんていうものもある。

表面の意識ではそれは物語であって、空想だと思っていても、潜在意識は違うのだ。

だから私たちは自分が自覚しているよりもはるかに多くのことを経験している。

そう考えると家に引きこもってアニメばかり見ている人も、日々経験は増えている。その経験はいわゆる社会経験とは違うから、どことなく世間知らずになってしまうが。

社会は表面の意識によって作られた。そして社会の下にある、一層深い世界は潜在意識によって作られている。

潜在意識の世界で変化があれば、それは社会の変化になる。社会が変化すれば、潜在意識の世界にも変化が起こる。

そうやって影響を及ぼし合い、世界は出来ている。

OTHER SNAPS