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時代の終焉

by くのたん

今日1995年に起こった大事件「地下鉄サリン事件」の主犯の死刑が執行されたと報道されていた。
あの時私は学生だった。

その日の朝、学校に着いても大勢の生徒が来ない。教師も来ない。一体どうしたのだろうと思いながらまともに授業もできず下校した。家に帰ってテレビを付けたら大変な映像が映し出されていた。

みんな学校にこれなかったのはこの事件が原因だった。幸いうちの学校からは犠牲者は出なかったが出ていた可能性はある。

この事件、海外でも報じられてアメリカなんかはすぐに捜査官かなんか日本に派遣してきていろいろ調査していたと報道があったのも覚えている。


この事件の後アメリカで同時多発テロが起こり、「テロとの戦い」が叫ばれた。実はテロとの戦いは日本から始まっていたように思う。先進国の中でおそらく最もテロが少ないと思われている日本から始まり、世界中に広まっていることはなんだか奇妙な感じがした。

思えば平成の時代は結構不穏な出来事が多かった。新しい天皇が即位してから山一證券などの大企業が次々倒産し、世の中が変わっていった。

どこかで書いたけど、天皇が変わるということは力を持っていた勢力が変わるということだから、今度天皇が変わればまた変わるのだ。平成最後の夏にかつて一部の日本人を狂わせ、地下鉄にサリンをまいて大勢の人を殺した人物の死刑があったことも、平成の時代が終わるという印だ。

平成最後の夏とは、今まで権力を持っていた人間にとって本当に最後の夏になる可能性がある。だから今年の夏と来年の夏では、日本を動かしている勢力が変わっているだろう。天皇とはそういう存在なのだ。

今回死刑になった教祖も天皇も「宗教のトップ」という意味では同じ存在であり、似た境遇にあると言える。そんな教祖の死刑はうまく言えないけど、今の天皇と道連れのような風にも見えた。



くのたん
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