LOG IN

物事は太陽を目指す

by くのたん

先日本屋で「月刊ムー」の表紙を見たらこんな見出しが書いてあった。
「日本列島は世界大陸の縮図だ!古神道の神国ひな形論で見る地球の謎」
これはオカルトの世界で良く言われる「日本ひな形論」という説の記事だとすぐにわかった。
日本ひな形論とは「日本列島は世界の大陸と対応している」という考え方で例えば四国はオーストラリア、紀伊半島はアラビア半島、という風に日本列島が世界の場所が関連している、という独特の説である。

私はこの説にはあまり共感していない。確かに四国とオーストラリアは似ているけど。

私はこの日本に関して「ひな形」とは思わない。ただなんとなく日本が「ゴール」のような感覚がすることがある。
世界のあらゆる場所で生まれたものは世界中を巡って最終的には日本にたどり着き、日本に集まっていく、というような感覚である。

現代社会を作っている発明や文明はほとんど西洋から始まっているように思う。西の果てから始まったものは世界をめぐり、やがて東の果てである日本にたどり着く。
そしてその日本で改良とか、改善をされて再び世界をめぐるというサイクルが自然とある気がする。

日本は歴史の長い国だけど、本当に日本を起源としている文化や物というものは少ない気がしている。
日本に古来からあるものは大体朝鮮や中国が起源である印象がある。
これは恐らく日本が「ゴール」の国で「スタート」の国ではないからかもしれない。

現在の世界を作っているものはほとんど西の方から起こった。だから世界に広まる時は基本東を目指すことになるように思う。
だから必然的に日本はゴールのような役割を果たし、あらゆるものが日本に集まって改善され、再び世界を巡る。
カイゼン、という言葉は世界でも通用する言葉らしいけど、これは日本という国が最初から何かを発明するよりも「カイゼン」ということによって世界に貢献してきたからかもしれない。

さらに考えると物事は太陽を目指すのかもしれない。日本は昔から「日出国」と言われているし、国旗も太陽を表すデザインになっている。

人も物も、太陽が昇る方向を目指すようになっているのかもしれない。
そういえば最近の研究で太陽というのは人間の自律神経リズムと同期しているらしく、互いに影響を与え合っているらしいことが解ったという。

そういう太陽と人間の同期が関係し、文明や発明も太陽を目指して世界を巡るのかもしれない。
西から始まった物事は太陽が昇る東へ東へ向かい続け日本にたどり着き再びまた西へと戻りを繰り返して世界は出来たのかもしれない。

ただ日本は最も東の島というわけではなく、キリバス?が世界で最も早く太陽が昇るはずでここがちょっと引っかかりちょっと考えたのだけど、
要するに西の文明を受け止められそうな場所として最も東が日本だった、ということかもしれない。

とにかく私にとって日本は起源を作る国でもなく、発明が起こる国でもなく、世界のあらゆる発明や起源が集まる場所として機能しているような、そんな印象があるのであった。



くのたん
OTHER SNAPS