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RADWIMPSの新曲の話題を見て思ったこと

by くのたん

「愛国心を持つ」とは自分の中心に国を持ってくること。と言っても「国と自分はあくまでも違う」という前提で愛国心を持つ分には問題ないと思う。
日の丸を見て「旗のデザインが好き」などと好き嫌いを語っている程度なら問題ないけど、
日の丸を神聖なもの、特別なものだと意識した瞬間、日本人の心の中にある狂気が目覚めだす。

こんなことを書こうと思ったのは歌手のRADWIMPSの新曲「HIMNOMARU」が話題になっていたからだ。

日の丸だけではなく、君が代も同じことが言える。君が代が曲として好きとか、嫌いとか語っているうちは問題ない。ただあの歌を神聖視するようになると狂人への道に向かっていく。

日の丸を特別なものだと思うようになると、燃やされたり切られたりすることに必要以上に怒るようになる。
日の丸は国旗だけど、結局ただの布切れだ。だから燃やされたら作り直せばいいだけだ。
旗燃やされたぐらい怒るようならちょっとしたことで怒ってばかりになる。
日の丸が好きなら楽天で買えばいい。

戦前の日本人は日の丸と君が代に狂わされたところがある。
最近よく「先祖が守ってくれたこの国を大事にしたい」という人が増えた。
悪くないけど「守ってくれた」は多分言い過ぎだ。だって負けたんだし、占領だってされた。
厳しいけど、「待ってくれた」ってことは多分無い。

「自分の先祖は立派な人だった」と思いたい気持ちは誰にだってある。
でも正直戦時中の日本人はちょっと違った。少し狂っていた。

狂っていたのは愛国心教育のせいもあるけど、もっと重大なことを忘れている。

それはずばり「薬物」だ。当時日本では覚せい剤の原料となる「ヒロポン」が普通に売られていた。今ではヒロポンは禁止されている。
当時の広告を見ると「頭脳の明晰化」「披露除去」「眠気一掃」といった文句で販売されていた。

当時の日本人は薬物を常習していた可能性がある。
特攻も、薬物によって頭がおかしくなっていたからやった可能性が高いのだ。
当時の日本人は愛国心教育と薬物中毒というダブルパンチ状態だった可能性が高い。
正直戦前の日本人は私たちとは全く違う人種のように感じるのはこれらが理由だと思う。

最近特攻さえも美化して語る人がいる。そういう人は薬物のことを知っているのだろうか?

話を愛国心に戻すけど、愛国心とは「取り扱い注意」の感情だ。
愛国心に囚われる人生を国に支配されてしまう。

愛国心は呑んでも呑まれるな。
これが基本。
国は自分の権力や力を維持したいとき、国民に愛国心を植え付けようとしてくる。
愛国心は国民のためのものじゃない。体制維持のためのもの。体制を維持するためには国民の命を平気で犠牲にする。
国が国民に犠牲になってほしい時、愛国心に目覚めさせようとする。

愛国心はあっても別にいいと思う。でもそれは必ず自発的でなければならない。学校や他者に与えられる愛国心なんて最低だ。

愛国心は呑んでも呑まれるな。



くのたん
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