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魂の旅

by くのたん

人は毎日眠る。寝るという行為はあくまでも「肉体を休ませる行為」であって、精神は眠らない、と私は思っている。

体だけが休み、精神、魂は体を出て、肉体のない状態で旅を始める。

その時の様子を私たちは「夢」という現象を通じて経験する。

魂の旅は、肉体に限定されないから行動範囲ははるかに広い。

日本だろうが外国だろうが、過去だろうが未来だろうが、どこへでも行く。

並行世界も行き来していく。

魂の旅を思うと、肉体を通じて経験できるものは本当に限られていると思う。

やはり肉体は、魂の牢獄のようなものなのか。

それでも私は肉体は大切だと思う。肉体が無いと透明人間みたいになってしまって、

存在に気づいてもらえなくなる。

この肉体があったから、この世界で生きていける。

肉体は他人と自分との境界線。この肉体が滅びれば、境界線は無くなり、誰が誰だか、わからなくなる。

死というのは消滅することじゃなくて、他者との境界が無くなることなのかもしれない。

魂だけになってみんな混ざって、一つになる。なんかエヴァンゲリオンみたいだ。

そういえば最近多くなってきた「クラウドシステム」は死後の世界に似ていると思った。

クラウドに自分の情報を保存する。膨大な他人の情報と一緒に。自分の情報は魂のようなものかもしれない。

この世界も少しづつ、魂の世界に似てきている。

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