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マツコを見ていても全然嫉妬しない件。

by くのたん

マツコって見てても全然嫉妬しないなあ、なんて考えた。

マツコデラックスはテレビでは割と毒舌な感じというか歯に衣きせぬ発言が多いように感じるけどあまり嫌味にならないように感じる。
実際ネットの書き込み見ても批判的なものが少ないような。

マツコの言っていることが一理あるから非難する理由が無い、と言えばそうかもしれないけど、
マツコが批判されない一番の理由は「嫉妬する要素がない」ことかもしれない。

マツコって正直異性から見ても同性から見ても「憧れる要素」とか「妬ましい要素」が無い気がする。

マツコの知らない世界っていう番組があるけど、その中で度々マツコは「家に帰ると寂しいのよ」的なエピソードを披露している。

そんなエピソードを聞いて視聴者は「マツコも私と同じなのか」と安心したり、中には優越感を抱く人もいるかもしれない。

マツコはいろんな意味で視聴者に優越感を抱かせる存在のように感じる。
だから毒のある発言を言っても割と冷静に聞けるのかもしれない。

人は「なんの感情も持っていない人」の意見が一番冷静に聞ける。
例えば尊敬や憧れ、愛情と言った特別な感情を抱く相手の意見はまともに検証もせずに鵜呑みにしてしまったり、逆に嫌いな相手の意見は冷静に聞けず無条件に反発することもある。

もしかするとマツコは視聴者から何とも思われていないのかもしれない。有名人が世間から何とも思われていない、なんていうことが起こるのかわからないけど、マツコに関してはそれが起こっている気がする。

他人から何とも思われないことが果たして良いことなのか悪いことなのかもわからないが、少なくともマツコには「何とも思われないこと」がポジティブに働いているように感じる。

前の記事で「有名になれないのは他者から強く思われているから」と書いた。
強く思われるというのは必ずしも愛情だけではなく、嫉妬というものもある。

愛されるだけではなく、嫉妬されてもまた有名になることは難しいかもしれない。
嫉妬は純粋に足を引っ張られるだけ。でもその思いは愛情のように強い。

有名人は大勢の人から浅い思いを注がれている。大勢の浅い愛情というのは自分のエネルギーに転換しやすく、行動を抑制されることもあまりない。
特定の存在から強く思われた時、それが時に行動を縛り、何となく押さえつけらているような、そんな感覚が起こる。

マツコは意図的に嫉妬されないように気を付けているように個人的には感じる。だからプライベートでの寂しいエピソードをわざわざ披露するのだろう。

嫉妬されないように気を使っているような感じがする有名人って結構多いかもしれない。
アップルの創設者のスティーブ・ジョブズも服装はシンプルな普段着で決してゴージャスではなかった。
あれももしかしたら嫉妬対策だったのかもしれない。

嫉妬されないに越したことはない。有名人を見ているとそれを感じる。



くのたん
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