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五感じゃ足りない、と思う

by くのたん

現在知られている感覚には触覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚が存在していることがわかっているけど、
これじゃ足りないなあと感じることがある。
五感を越えて感じることを「第六感」ということもあるけど、この六感でもまだ足りないような気がしている。

先日「戦争とオカルトの歴史」という本を読んだ。
この本は魔術や呪術といったサイキックな力が世界の戦争にどのように関わってきたか、という内容の本で、ナチスドイツの話や日本の忍者の話も登場する。
でもこの本のメインは「アメリカCIAが"サイキックスパイ"を育成し諜報活動に利用しようとしていた」話である。

CIAは訓練によってサイキックなスパイを育成し、遠隔透視といった技術を使って敵の基地などを透視させようとしていたという。
人間は誰でもサイキックな力を持っていて、訓練によってサイキックな能力の精度を上げることが出来る、と考えたCIAは「遠隔透視マニュアル」なるものを製作し、諜報員に訓練を受けさせていた。
この訓練は過酷なもので人によっては神経衰弱などの精神疾患にかかることもあったようだ。

しかし訓練によって遠隔透視の能力を向上させた諜報員はその場にいながらにして遠くの敵の基地をかなり正確に描写したという。

確かにその場にいて敵地の状況がわかればいいことずくめだ。安全であるし、お金もかからない。
ちなみにこの本は最後の方で「サイキックパワーの民間利用」を勧めていた。
確かにサイキックな訓練を受けた社長がいれば、未来や株価を透視することが可能となり、これは凄い社長になることは間違いない。

最近自己啓発というのが流行しているけど、サイキック訓練は自己啓発が一層発達したもの、と考えることも可能かもしれない。
ただサイキックの訓練は一般的な自己啓発とは比べ物にならないリスクが伴うので相当な覚悟を持って挑むものだろうと本を読んで感じた。

自己啓発に嵌る人は心のどこかで「五感じゃ足りない」と感じているのかもしれない。
私もそう感じる人間の一人だけど、五感を表現する言葉が上手く見つからないのが歯がゆく感じる。(ただ私に語彙力が無いだけかもしれない)

五感ではこの世界に存在するものをどのぐらい感じることが出来るのだろうか。もしかしたら1%もいかないかもしれない。

私の予想では実は第二十感ぐらいまであるのではないか?とかってに思っているのだけど、証明する手立ては全くない。

サイキックな訓練をすれば第二十感ぐらいまで覚醒するのだろうか?そんな風に覚醒した世界はどんな風に見えるだろう?
きっと全く違う世界が見えるのだろう。でもそんな風に見える世界はきっと良い物ばかりではなく、恐ろしいものも見えるようになるのだろう。
そう考えると覚醒しすぎるのも恐ろしい。傍から見ればおそらくただの狂人だろう。

二十感まで行くと怖いのでせめて十感ぐらいは欲しいななんて思う。



くのたん
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