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中心が同じでもやっぱ別人

by くのたん

一見正反対に見える人が本質的にはよく似ている、ということが結構ある。
こんなこと書くと失礼かもしれないが私には外科医と猟奇殺人犯はよく似ていると感じる。

どちらも顔色一変えずに人の腹を裂き、内臓を取り出し、人の体内を切り刻んでいる。
両者の目的は明らかに違う。

でも私には両者がとてもよく似ているように感じる。中心が同じ感じがする。
中心が同じであってもその中心を表現する手段が変わるだけで全く別の人生を生きるようになる、ということだと思う。

本質が似ているからといって全く同じ道を進むとは限らない。まったく同じ価値観を持つとは限らない。

最近ネットで増えている嫌韓とか反日という人たち。私にはこの両者も本当にそっくりだと思える。
本当はお互い、すごく思いあっているだろうなって思う。思いが強いからこそ、憎しみが生まれる。
本当に仲悪かったら喧嘩も出来ない。

右翼と左翼とか、こういう人達って「国や社会を思っている」という意味では同じで、その思いの表し方が違うだけだなって思う。

本質は同じでもその思いをどう表すかで全く別の人間が出来上がる。
愛情と憎しみの境目は本当にちょっとした差でしかなく、ちょっと間が悪かったとか、タイミングが合わなかったとか、そんなわずかな理由でしかないのかもしれない。

正反対のものほど、一番近くて思いも強くなりやすくて、たとえ今憎しみ合う仲であったとしてもちょっと視点を変えるだけで無二の親友になれるのかもしれない。

よく隣国ほど仲が悪いというけど、それは似すぎてるからだろうと思う。近すぎるから思い入れが強くなってしまって、争いが生まれやすくなる。
たぶん嫌韓って人ほど、遺伝子的には韓国の人と凄く近いと思う。
近いから欠点が見えすぎて嫌になる。

嫌韓の人と反日の人は本当は魂の友人に慣れる可能性があるのだけど、なんかもったいない。
お互い友人とか凄い嫌がりそうだけど。

中心が同じでも同じ生き方を選ぶとは限らない。同じ価値観を持つとは限らない。それは本当に紙一重の差。
どんなことも違いって結構微妙な差でしかないのかもしれない。



くのたん
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