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新世界より

by くのたん

新世界より、という本は結構前に読んだ。この本はまず率直に言って面白かった。この本は「1000年後の日本」という設定になっているけど私にはどう読んでも古代の日本のお話しとしか思えなかった。

茨城は神が立つ国

ネタバレが含まれるのでラストを知りたくない人は見ないほうが良い。この話の舞台は神栖町66丁目というところ。ここは実際に茨城県にある町で、この話の舞台は茨城県だ。
神栖とは神巣であって、つまり神の住処の表している。

かつて茨城県は常陸の国と言われ、日立、つまり日(天照大神)が立つ国だった。そこを舞台として話が進んでいく。

この町は八丁標(はっちょうじめ)という注連縄の結界によって住民は外に出ることが出来ない。町内では神の力(呪力)を持った人間とバケネズミと呼ばれる生き物が暮らしている。

バケネズミは私たちのこと

これは実は古代の日本の姿を表している。神如き力を持った人間(日本を侵略した侵略者)とバケネズミ(かつていた原住民)のことで、実際ラストにはバケネズミはかつては呪力の使えない人間で、呪力によって醜い姿に変えられた生き物だったことが明らかになる。


ある日、神栖の町に外来種のバケネズミが発見される。その名は土蜘蛛。土蜘蛛とはかつて出雲にいた原住民の蔑称で、これでバケネズミが原住民を表現していることがわかる。
バケネズミは主人公たち人間のことを「神様」と呼んでいる。その神はバケネズミを日々監視していて、バケネズミ同士の戦争などを観察している。これも現実にそっくりだ。
私たち大衆が戦争をしているところを上から眺めている。監視とか。

バケネズミは私たち支配されている人間のこと。


奴隷王朝とはかつて日本列島に実際あった王朝。それはおそらく大和朝廷だと思う。
遺伝子を改変するくだりもあるけど、古代原住民が侵略者に人体改造をされた可能性は私はあると思っている。
人間に呪力が発現したのは2011年かららしいけど、2011年と言えば現実にも震災によっていろいろ目覚める人が大勢いた年でもある。
ちなみにこの本が発売されたのは2008年で、敢えて2011年を指していることから2011年に何かがあることを知っていたかもしれない。

この新世界よりは未来の話のようで古代の話でもある。神と呼ばれる侵略者の町に土蜘蛛が襲ってくる。
まさに古代の話だ。


新世界よりは、学校で教わる古代史よりもおそらく真実に近いように思う。主人公たちも真の歴史を教わっておらず、ここもそっくりだ。

まあこんな事ぐだぐだ言っても仕方がないので読んでみるといいです。アニメもあるよ!




くのたん
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